スーパーブルーブラッドムーンとは? 35年ぶりに出現へ
1月31日は特別な夜になる。そう、スーパー・ブルー・ブラッドムーンが出現するのだ。
中二病っぽいネーミングだが、これは欧米圏で実際に使われている言い方だ。
月が地球に接近した際に見える月は「スーパームーン」。1カ月に2回、満月になる現象は「ブルームーン」。さらに皆既月食で、月の表面が赤っぽく見えることから、現象が「ブラッドムーン」と呼ばれる。
NASAによると、今回は3つが同時に起きるので「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」になるということだ。
ナショナルジオグラフィックによると、地球上でこの3つが重なるのを観測できるのは35年ぶり。アメリカでは、実に150年ぶりだという。
■月食とは?
国立天文台によると、月食とは太陽 – 地球 – 月が一直線に並び、地球の影の中に月が入ることで、月が暗くなったり、欠けたように見えたりする現象だという。
「皆既月食」の際、月は地球の影の中に完全に入り込むが、真っ暗になって見えなくなるわけではなく、「赤銅(しゃくどう)色」と呼ばれる赤黒い色に変わる。地球の大気で赤い光だけが屈折されて、わずかに月に届くためだ。
■何時から何時まで見える?
1月31日、午後8時48分から東南東の空で欠け始め、午後9時51分に南東の空で「皆既月食」になると国立天文台は説明している。
「皆既月食」は午後11時8分に終わり、その後は徐々に欠けた部分が小さくなっていく。日付の変わった0時12分に、南の空で部分食が終わるという。
空の高い位置で起こるため、今回の月食はとても観察しやすいのが特徴だ。35年ぶりの天体ショー、防寒対策をしっかりして観察してみてはいかが?
www.huffingtonpost.jp/2018/01/31/super-blue-blood-moon_a_23348574/
You Might Like